2016年に公開され、主演・多部未華子の可愛らしいルックスと歌声に多くのファンが魅了された映画【あやしい彼女】。大ヒット韓国映画を多部未華子主演で日本版にリメイク!映画【あやしい彼女】のキャストやあらすじ、動画配信情報など見どころをたっぷり紹介していきます!


■映画【あやしい彼女】の作品概要
- 公開年・・・2016年
- キャスト・・・多部未華子、倍賞美津子、要潤、北村匠海、金井克子、志賀廣太郎、三鴨絵里子、越野アンナ、久保佑太、Kilt、田村健太郎、温水洋一、小林聡美ほか
- 監督・・・水田伸生
- 脚本・・・吉澤智子
- 原作・・・韓国映画『怪しい彼女』(原題:「Miss Granny」)/CJ E&M CORPORATION
- 主題歌・・・「帰り道」/anderlust(Sony Music Labels Inc.)
- 挿入歌プロデュース :・・・小林武史
■映画【あやしい彼女】のあらすじ
下町の商店街を鼻歌まじりに闊歩する瀬山カツ(倍賞美津子)は、お年寄り仲間からも煙たがられる毒舌おばあちゃん。キャリアウーマンの娘・幸恵(小林聡美)や、自称・バンドマンの孫・翼(北村匠海)の自慢話を繰り返すカツに、みんな内心うんざり。自慢の娘・幸恵との仲も最近はぎくしゃく。女手一つで娘を育て、何かと恩着せがましい物言いをするカツに、ある日とうとう幸恵が爆発。喧嘩となり、思わずカツは家を飛び出してしまう。カツが夜道を歩いていると、見たこともない小さな写真館を発見。そこで見たのは、大好きなオードリー・ヘップバーンの写真。何かに吸い寄せられるように写真館に入っていくカツ。「私がこのカメラでお姫様にしてあげますよ」そう微笑んで、店主はシャッターを切った…。写真館を出たカツはバイクのミラーに映る自分を見て驚愕する…。そこには20歳に若返った自分(多部未華子)の姿があった。
引用元:公式サイト
■映画【あやしい彼女】の原作は?
映画【あやしい彼女】は韓国のヒット映画『怪しい彼女 <原題:Miss Granny>』(2014年)の日本版リメイク作品。監督は ファン・ドンヒョクが務め、 シム・ウンギョン主演で大ヒットしました。日本だけでなく中国やベトナムでもリメイクされ、国際的にも高い評価を得た作品であることが分かります。
■映画【あやしい彼女】の登場人物・キャスト
- 大鳥節子役・・・多部未華子
- 瀬山カツ役・・・倍賞美津子
- 瀬山幸恵役・・・小林聡美
- 瀬山翼役・・・北村匠海
- 中田次郎役・・・志賀廣太郎
- 相原みどり役・・・金井克子
- 小林拓人役・・・要潤
- 写真館店主役・・・温水洋一
- ???役・・・野村周平
■映画【あやしい彼女】の動画配信情報
映画【あやしい彼女】の動画は、
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■映画【あやしい彼女】の主題歌、挿入歌
主題歌
映画【あやしい彼女】の主題歌はanderlust(アンダーラスト)の『帰り道』。この楽曲がanderlustのデビュー曲で、プロデューサーは作品の挿入歌も手掛ける小林武史氏。透明感のある伸びなかな歌声は一度聴くと忘れられません。きっとこの作品を観終わった人の大半は、「あの曲誰の!?」と調べたくなる、そんな楽曲です。
挿入歌
映画【あやしい彼女】の魅力の一つとも言えるのが「音楽」。あの多部ちゃんの可憐な歌声が聴けることでも公開前から話題だった作品ですが、オリジナル・サウンドトラックはなんと映画の公開前にリリースされました。60年代の名曲の数々が私たちの心をくすぐります。音楽担当は三宅一徳、そして劇中歌のプロデュースは有名音楽プロデューサーの小林武史が担当しています。
■映画【あやしい彼女】の見どころ
見どころ①:とにかく多部ちゃんが愛くるしい!
映画【あやしい彼女】の魅力はとにかく、主演・多部未華子にあると思います。「毒舌頑固ばおばあちゃんが20歳の姿でやりたいことをやる」という誰もがワクワクするようなファンタジーな世界観の中、多部ちゃんの愛くるしい表情や驚くほど可憐で美しい歌声に、観客の心はガッツリ掴まれることでしょう(笑)。多部ちゃんの演技の幅広さにも改めて驚かされる作品です。l
見どころ②:主人公・節子が着こなす60年代ファッションがレトロ可愛い!
この映画【あやしい彼女】を観ていて楽しいのは、主人公・節子が着こなす60年代ファッションの数々。シルエットや色、柄の全てがレトロでロマンチック。演じていた多部ちゃんもとても素敵に着こなしていました。節子の本当の中身は73歳の毒舌おせっかいおばあちゃん。そんな彼女の「中身と見た目のギャップ」を可愛らしく演出できているのもこの衣装のおかげだと思います。
見どころ③:節子が夢のような時間を過ごす一方で…
20歳の姿になり、新しい人生を楽しみ始める節子。そんな彼女に、夢見ていた歌手になるチャンスが転がり込みます。一見、この映画【あやしい彼女】は20歳の姿になったおばあちゃんがかつて叶えられなかった夢に突き進むファンタジーストーリーに思えますが、実はあらゆる年代から「家族」を考えることができる作品でもあります。おせっかいで頑固なカツ(倍賞美津子)が73歳で感じていたことと、20歳の節子の姿になって感じること、カツがいなくなって初めて母親の想いに気付かされる娘・幸恵(小林聡美)の気持ちなど、それらが上手く色んな場面に散りばめられていて、母・娘・孫それぞれの視点で各々の相手の気持ちに気付くという要素があるのです。節子が所属するバンドのメジャーデビューを前に起こるハプニングで、彼女が下す決断とは・・・!?
■映画【あやしい彼女】可愛らしくてほっこり泣ける作品!
いかがでしたか?映画【あやしい彼女】を観終わった時、私はカツ(倍賞美津子)と節子(多部未華子)の演技の「温度感」というか、役へのアプローチがとてもうまくマッチしていて、自然に物語に入り込めた印象を持ちました。年代ごとに役者さんが替わるのはよくあることですが、この作品ほどナチュラルに観ることができたものも少ない気がします。倍賞美津子が持つ、豪快でインパクトが強めな個性の中にある「チャーミング」な魅力と、多部ちゃんが持つ「愛される」キャラクターの相性がとても良かったんでしょうね。この作品は既にヒットしている映画を元に作っているのでストーリーへの心配はありませんでしたが、日本版の高評価の要因は間違いなくカツと節子のキャスティングがハマったからだと思います。まだ観たことがない人はぜひこの機会に観てみてください!
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