2020年公開の映画【劇場】は、又吉直樹の同名小説を山﨑賢人・松岡茉優の共演で実写化した作品。今回は映画【劇場】のキャストやあらすじ、原作、動画配信情報など見どころをたっぷり紹介していきます!
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おすすめタグ 新作・準新作映画 / 恋愛・ファンタジー / 小説が原作 / 大人の恋愛
映画【劇場】の作品概要
- 公開年|2020年
- 監督|行定勲
- 脚本|蓬莱竜太
- キャスト|山﨑賢人、松岡茉優、寛一郎、伊藤沙莉、上川周作、大友律、井口理 (King Gnu)、三浦誠己、浅香航大ほか
映画【劇場】のあらすじ
高校からの友人と立ち上げた劇団「おろか」で脚本家兼演出家を担う永田(山﨑)。
公式サイト
しかし、前衛的な作風は上演ごとに酷評され、客足も伸びず、劇団員も永田を見放してしまう。
解散状態の劇団という現実と、演劇に対する理想のはざまで悩む永田は、言いようのない孤独を感じていた。
そんなある日、永田は街で、自分と同じスニーカーを履いている沙希(松岡)を見かけ声をかける。
自分でも驚くほどの積極性で初めて見知らぬ人に声をかける永田。
突然の出来事に沙希は戸惑うが、様子がおかしい永田が放っておけなく一緒に喫茶店に入る。
女優になる夢を抱き上京し、服飾の学校に通っている学生・沙希と永田の恋はこうして始まった。
映画【劇場】の主な登場人物・キャスト

- 永田・・・山﨑賢人
- 沙希・・・松岡茉優
- 野原・・・寛一郎
- 青山・・・伊藤沙莉
- 小峰・・・井口理 (King Gnu)
- 田所・・・浅香航大
- 三浦誠己
- 上川周作
- 大友律
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映画【劇場】の動画配信情報

※一部レンタル・購入の場合あり。
※2022年11月時点の情報です。最新の配信情報は各VODサービスにてご確認下さい。
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映画【劇場】の見どころ

ずばり、映画【劇場】の見どころを簡単にまとめてみました!
- 山﨑賢人・松岡茉優の底なしの演技力がお見事!
- 夢も恋も、どこまで追い続けられれば「正解」と思えるのか…
- いびつな2人が紡いだ、不器用でおろかで美しい恋
- 嫌気とイライラが込み上げても結局目が離せない永田と沙希の「停滞感」と人間としての愛おしさ
- 映画だからこそのラストの演出がなんとも言えない後味を残す
原作である又吉直樹の同名小説を読んだ上で本作を鑑賞しましたが、全く違った作品だと感じてしまうほど、映像としての【劇場】に面喰ってしまいました。文字面で感じ取るよりもはるかにインパクトが強かったんだと思います。キャスティングが発表された時には「ちょっと永田と沙希にはあまりにも可愛らしすぎる配役...?」なんて生意気にも思っていたのですが、山﨑賢人・松岡茉優の確かな演技力が光る素晴らしいものでした。
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映画【劇場】いつか壊れると分かっていても…

永田と沙希の、なんともいえない甘く優しくおろかな恋愛が、お互いの心を支えながらも大事な何かを蝕んでいく感じ...。「とても見ていられない」と永田のクズ男っぷりや、天使な顔してちょっと異質な沙希の姿に嫌気がさしつつも、共感せずにはいられませんでした。夢を追いかけ、恋をしたことがあってものなくても、「生き方」や「自問」に人間はどうやって答えを出し、見切りをつけ、前に進んでいくのだろう...。自分の思いをどう処理していけば、「よし!」と次の場面へ転換できるのだろう...。そんな思いが溢れてきました。
永田が抱える行き場のない葛藤が、沙希の心と共鳴したからこそ、2人は一緒にいようとしたのだと思いました。続かない、このままでは壊れてしまうと分かっていても、そうやって寄り添った2人の姿がいつまでも脳裏に残ります。そして映画オリジナルのラストシーン。正直、原作の小説よりもこちらのラストの方が私としては心が救われた気がします。