2020年10月公開の映画【82年生まれ、キム・ジヨン】は、韓国の現代女性が抱える重圧に迫りベストセラーとなった小説が原作の社会派作品!
今回は映画【82年生まれ、キム・ジヨン】のキャストやあらすじ、動画配信情報など見どころをたっぷり紹介します!


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映画【82年生まれ、キム・ジヨン】の作品概要
映画【82年生まれ、キム・ジヨン】のあらすじ

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結婚・出産を機に仕事を辞め、育児と家事に追われるジヨン。常に誰かの母であり妻である彼女は、時に閉じ込められているような感覚に陥ることがあった。そんな彼女を夫のデヒョンは心配するが、本人は「ちょっと疲れているだけ」と深刻には受け止めない。しかしデヒョンの悩みは深刻だった。妻は、最近まるで他人が乗り移ったような言動をとるのだ。ある日は夫の実家で自身の母親になり文句を言う。「正月くらいジヨンを私の元に帰してくださいよ」。ある日はすでに亡くなっている夫と共通の友人になり、夫にアドバイスをする。「体が楽になっても気持ちが焦る時期よ。お疲れ様って言ってあげて」。ある日は祖母になり母親に語りかける。「ジヨンは大丈夫。お前が強い娘に育てただろう」――その時の記憶はすっぽりと抜け落ちている妻に、デヒョンは傷つけるのが怖くて真実を告げられず、ひとり精神科医に相談に行くが・・・。
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映画【82年生まれ、キム・ジヨン】の主な登場人物・キャスト

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映画【82年生まれ、キム・ジヨン】の動画配信情報

※2022年2月時点の情報です。最新の配信情報は各VODサービスにてご確認下さい。
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映画【82年生まれ、キム・ジヨン】の原作
映画【82年生まれ、キム・ジヨン】の原作は、平凡なジヨンという女性が歩む人生の様々な場面の中で、韓国の現代女性が抱えている葛藤や苦悩を描き、日本でも注目を浴びたチョ・ナムジュのベストセラー小説。映画版ではオリジナルの結末にアレンジしていたり、夫・デヒョンの描写が増えていたり…、と原作との違いを楽しむのもおすすめです。
映画【82年生まれ、キム・ジヨン】の見どころ

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ずばり、映画【82年生まれ、キム・ジヨン】の見どころを簡単にまとめてみました!
映画【82年生まれ、キム・ジヨン】で描かれるのは、多くの女性が共感するであろう「違和感」と「葛藤」。年齢を重ね、人生の各ステージを進んでいく中で「こうするのが当たり前でしょ」という実体のない“雰囲気”にのみこまれていることにハッとさせられます。
自分の心の中に生まれた小さな感情に蓋をしていても、少しずつジヨンに積み重なったその行き場のない感情はある瞬間に弾けてしまいます。印象的なのは夫・デヒョンの存在。妻・ジヨンが壊れた姿を目の当たりにしてようやく彼女を心配し始めるものの、その気遣いは根本的にどこまでもズレてしまっているのです。ジヨンが生きる現代社会には、本人たちだけではどうしようもできない「歪み」が生じていることを思い知らされます。
それでもこの映画【82年生まれ、キム・ジヨン】を観終わった時に優しい感情に包まれたような気持になるのは、キム・ドヨン監督が原作とは少し違う「ラスト」を用意してくれているから。
ジヨンの苦しみに共感、応援し心のどこかで「救われたい」と願う一方で、勇気を出して自分の思いを言葉にする姿に背中を押してもらったような気持ちにもなりました。
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映画【82年生まれ、キム・ジヨン】作品が社会に放つメッセージ

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映画【82年生まれ、キム・ジヨン】が伝えるのは、とてもシンプルで根本的なテーマです。
人生において「当たり前」なことは本当に存在するのか、雰囲気でなんとなく確立された「正解の生き方」なんて本当に存在するのか…。ジヨンのように、日々を生きる中で窮屈な葛藤に苦しむ人は多く存在します。そして、夫・デヒョンのように、「分っているようで分っていない」、「寄り添っていいるようで寄り添えていない」という人も多いのではないでしょうか?
映画【82年生まれ、キム・ジヨン】は、私たちが直面している社会問題を様々な登場人物を通して丁寧に描いた作品です。ぜひ皆さんも、この作品を通して自分や大切な人の人生に考えを巡らせてみてはいかがでしょうか?
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