2021年公開の映画【ムーンライト・シャドウ】は、吉本ばななの小説『キッチン』収録の短編小説の実写化作品。
今回は映画【ムーンライト・シャドウ】のキャストやあらすじ、原作小説、動画配信情報など見どころをたっぷり紹介していきます!
-
CHECK映画【花束みたいな恋をした】キャストやあらすじ、動画配信情報など見どころ紹介!菅田将暉&有村架純W主演!
「ずっと一緒にいられたら。」そう思い続けていた・・・。 2021年公開の映画【花束みたいな恋をした】は、大人気の菅田将暉・有村架純がW主演で送る恋愛映画。大人になりたての若者の、まっすぐでどこか儚い恋 ...
続きを見る
-
CHECK映画【きみの瞳が問いかけている】キャストやあらすじ、原作、動画配信情報など見どころ紹介!韓国映画のリメイク!
2020年10月公開の映画【きみの瞳めが問いかけている】は、吉高由里子・横浜流星のW主演で切ない純愛を描く大人の恋愛映画。盲目の女性と、過去の事件をきっかけに心を閉ざす元・キックボクサーが織りなす切な ...
続きを見る
おすすめタグ 新作・準新作映画 / 恋愛・ファンタジー / 小説が原作 / 大人の恋愛
映画【ムーンライト・シャドウ】の作品概要
- 公開|2021年
- 監督|エドモンド・ヨウ
- 脚本|高橋知由
- キャスト|小松菜奈、宮沢氷魚、佐藤緋美、中原ナナ、吉倉あおい、中野誠也、臼田あさ美ほか
- 原作|連作短編集『キッチン』/吉本ばなな(新潮社)所収
映画【ムーンライト・シャドウ】のあらすじ
さつき(小松菜奈)と等(宮沢氷魚)は、鈴の音に導かれるように、長い橋の下に広がる河原で出会った。恋に落ち、付き合うまでに時間はかからなかった。等には3つ下の弟・柊(佐藤緋美)がいて、柊にはゆみこという恋人(中原ナナ)がいた。初めて4人で会ったときから意気投合し、自然と一緒に過ごす時間が増えていく。食事をしたり、ゲームをしたり、ゆみこが気になっているという〈月影現象〉について「もしも現実に月影現象が起きたら、誰に一番会いたいか?」を語りあったり。何気ないけれど穏やかで幸せな日々が過ぎていくなかで、別れは前触れもなくやってきた。
公式サイト
等とゆみこが死んだ──。
深い哀しみに打ちひしがれるさつきと柊。愛する人を亡くした現実を受け止めきれず、ショックで食べることも忘れ、ひたすら走るさつき。そんなさつきを心配しながら、ゆみこの制服を着て何かを感じようとする柊。それぞれの方法で哀しみと向きあおうとしていた。
ある日、2人は不思議な女性・麗(臼田あさ美)と出会い、少しずつ“生きていく”という日常を取りもどしていく。そして、以前みんなで語り合った〈月影現象〉に導かれていく。もう一度、会いたい、会いに来てほしい──。その現象とは、満月の夜の終わりに死者ともう一度会えるかもしれない、という不思議な現象だった……。
映画【ムーンライト・シャドウ】の主な登場人物・キャスト
- さつき・・・小松菜奈
- 等・・・宮沢氷魚
- 柊・・・佐藤緋美
- ゆみこ・・・中原ナナ
- 蛍・・・吉倉あおい
- 充・・・中野誠也
- 麗・・・臼田あさ美
映画【ムーンライト・シャドウ】の動画配信情報
※一部レンタル・購入の場合あり。
※2022年10月時点の情報です。最新の配信情報は各VODサービスにてご確認下さい。
★Amazonプライム・ビデオは無料お試し30日間あり
★日本最大級のビデオオンデマンド<U-NEXT>無料トライアル実施中!
-
CHECK【2023年最新版】イオンカードで映画を1000円で観る方法|イオンシネマ
映画好きの皆さんは毎月どれくらいの頻度で映画館へ足を運美ますか?最新映画を劇場に観に行くのはやっぱりワクワクしますよね!そして、多少なりともお得に安く映画鑑賞できたらさらに嬉しくなります。今回は、全国 ...
続きを見る
-
CHECK映画【空に住む】キャストやあらすじ、原作、主題歌、動画配信情報など見どころ紹介!多部未華子×岩田剛典で大人な恋愛!
2020年10月公開の映画【空に住む】は、J-POP界を牽引する作詞家・小竹正人による同名小説が原作です。夢と現実の間で懸命に生きる女性にスポットを当てた作品で、多部未華子を主演に迎え映画化。 今回は ...
続きを見る
映画【ムーンライト・シャドウ】の見どころ
ずばり、映画【ムーンライト・シャドウ】の見どころを簡単にまとめてみました!
- 吉本ばななの初期の名作がついに実写化!
- 愛する人の「死」をどう受け入れるのか
- 死者ともう一度会えるかもしれない《月影現象》
- 悲しみと向き合い、どうやって未来へすすんでいくのか——。
実写化されると聞いた瞬間、「懐かしい!」と思わず口にしてしまいました。吉本ばななの連作短編集『キッチン』に収録されている「ムーンライト・シャドウ」は、恋人の死になかなか向き合えない女性が主人公の物語。中学生の頃に読んだ私は、いまいち近しい人の「死」をイメージすることが難しく、社会人になって読み返した時に初めてこの作品の奥深さを感じました。悲しくて、切なくて、現実を受け止められないさつきが、不思議な《月影現象》を通して悲しみと向き合い、大切なことに気付くのです。
映画【ムーンライト・シャドウ】もしも愛する人を失ってしまったら…
この手のストーリーは、やっぱり「自分だったら…」と考えずにはいられませんよね。愛する人を失ってしまったらと考えただけで心はとても寂しくなるし、そうなったら立ち直れないんじゃないかとも思えます。しかし、さつきや柊の姿を見ていると、ふと「自分が誰かの元からいなくなってしまったら…」という視点にも気付きます。「愛する人を残してこの世を去ってしまうことがあるとしたら、自分の死をどう乗り越えて欲しいんだろう…」そんなことも考えてしまいますね。