2020年10月11日(日)より遂にスタートしたアニメ【憂国のモリアーティ】。19世紀末のロンドンを舞台に、ホームズの宿敵・モリアーティを主役とした異色のダーク・サスペンスが展開されます。今回はモリアーティ三兄弟の過去に迫るアニメ【憂国のモリアーティ】第2話のあらすじと見どころを紹介していきます!(※ネタバレ注意!)
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アニメ【憂国のモリアーティ】の作品概要
アニメ【憂国のモリアーティ】2話「緋色の瞳 第一幕」のあらすじ
生まれながらに一生涯の身分が決められる階級制度は人間同士の差別を生んだ。そんな階級制度を嫌悪するモリアーティ伯爵家の嫡男アルバートは、慈善活動で訪れたラグド・スクールで不思議な魅力を持った孤児の少年に出会う。大人顔負けの博識でどんな相談にも応える彼のもとに自然と集まる人々。そしてアルバートもまた彼にある提案を持ちかける。
脚本:雑破 業/絵コンテ:野村和也/演出:加藤大貴/作画監督:新野量太、永島明子、神谷美也子
引用元:公式サイト
アニメ【憂国のモリアーティ】の登場人物(キャラクター)・声優
アニメ【憂国のモリアーティ】の動画配信情報
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アニメ【憂国のモリアーティ】2話「緋色の瞳 第一幕」の見どころ
アルバートが出会った孤児の兄弟
モリアーティ伯爵家の嫡男であるアルバート。慈善活動にも熱心で優しく、イギリスに古くから根付く階級社会に辟易していた彼は、孤児院のラグドスクールにて、とある孤児の兄弟に出会う。兄はとても博識で、その知識を困っている人に提供し、食べ物やお金をもらっていた。弟はとても病弱だったが、兄同様とても学問に通じており、頼りになる兄を慕っていつも側に寄り添っていた。アルバートはその大人顔負けの博識な兄弟に対し、単純に興味を抱いた。
モリアーティ家が孤児を引き取ることにした経緯
モリアーティ伯爵家は、アルバート以外の人間には差別意識が深く根付いていた。特に伯爵夫人と弟のウィリアムは下層民を見下し、上流階級である己の地位が何より大切だった。ある日、アルバートの父親であるモリアーティ伯爵は、慈善活動に熱心な公爵夫人の前で体面を保とうと孤児を養子に迎える夫人の活動に賛同してしまい、モリアーティ家に孤児を迎えるためにアルバートに人選を任せる。
階級制度を嫌うアルバートが目にしたもの
アルバートが出かけた際、孤児の兄弟の兄の方が道端で大人相手に何やら教えているところに出くわす。「…40ヤード掘り進めるには1週間ほどかかる…」などその時は分からなかったが、後にアルバートが街で耳にした「トンプソン家の地下室に置いてあった金庫からお宝が盗まれた」という噂話から、もしやあの少年が進言したのではないかという疑念が頭をよぎる。その疑いが晴れないままラグドスクールに向かったアルバートは、礼拝堂で衝撃の光景を目にする。あの少年が、十字架の前で孤児の仲間に「悪い貴族はやっつけろ!殺せ!」と正しい世界へ導くための悪の道を説いていたのだ。自分の力ではどうにもならない階級社会の闇に嫌気がさしていたアルバートは、「悪い人間を排除すれば理想の国になる」という過激で極端な少年の思考を目の前に、葛藤し始める。
アルバートの提案とは!?
伯爵邸に戻ったアルバートは、緋色の瞳を持つあの孤児の兄弟の姿、言葉などを思い出し、一晩中考えていた。そして明け方、彼はラグドスクールに向かい、その少年と話をする。命の価値は平等のはずなのに、階級という忌々しい社会制度の上に成り立つ国そのものを敵に回す少年の覚悟を目の当たりにしたアルバートは、ある提案を持ち掛ける。
場面は代わり、モリアーティ家の屋敷は燃え盛る炎に包まれていた。消火活動も追いつかない中、屋敷の中から寄り添い出てきたのは、アルバートと緋色の目をした孤児の兄弟、3人だけだった。
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アニメ【憂国のモリアーティ】2話「緋色の瞳 第一幕」の感想・まとめ
いかがでしたか?この第2・3話はアニメ【憂国のモリアーティ】の主軸となる「犯罪による革命」というテーマを表現する重要な部分。アルバートが若くして伯爵位を継ぐことになった経緯もこれで判明しましたね。圧倒的な知識量と達観した哲学思想を持つ孤児の兄弟に出会い、アルバートの心の中にあった「スイッチ」が入るわけですが、階級制度によって人間の心に呪いをかける社会そのものに真っ向から対抗するには「悪」しかないと説くウィリアムの姿は、アニメ【PSYCHO-PASS サイコパス】の槙島聖護の思想そのもの。ファンの間でも「ウィリアムと槙島聖護が激似」というのは話題になっているようです。
上辺だけの理想論や正義論は一瞬で粉砕されるこのダークさが、このアニメ【憂国のモリアーティ】(【PSYCHO-PASS サイコパス】も!)の魅力ですよね!第3話もモリアーティ三兄弟の過去に迫るストーリー。ぜひお見逃しなく!