アニメ【憂国のモリアーティ】の《第2期》20話。
19世紀末のロンドンを舞台にしたダーク・サスペンス!
大英帝国での選挙権の平等を目指すホワイトリー議員。アルバートから貴族院の不正の証拠を受け取るが、ミルヴァートン魔の手が確実に彼に迫っていて…!?アニメ【憂国のモリアーティ】20話のあらすじと見どころをたっぷり紹介(ネタバレあり)していきます!
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アニメ【憂国のモリアーティ】20話「ロンドンの騎士 第二幕」のあらすじ
アルバートから貴族院の不正の証拠となる資料を受け取ったホワイトリーは、貴族院との取引を試みるため、一人で交渉場所に向かう。しかしそこに待っていたのは脅迫王・ミルヴァートンだった。ホワイトリーがミルヴァートンに取引を持ち掛ける中、最愛の弟にミルヴァートンの魔の手が差し迫る…。
引用元:公式サイト
脚本:岸本 卓/絵コンテ:野村和也/演出:重原克也、熊野千尋/作画監督:角田桂一、新野量太
アニメ【憂国のモリアーティ】20話「ロンドンの騎士 第二幕」の見どころ
アルバートから受け取った‟貴族院の不正の証拠”を手にホワイトリーが向かったのは…
ホワイトリーがアルバートから受け取った書類。それは貴族院とマフィアの繋がりを示す不正の証拠だった。アルバートはこれがあれば貴族院との「裏取引(=ホワイトリーが掲げる改正選挙法案を通すこと)」も可能だろうと仄めかしていた。ホワイトリーはその大きすぎる力(証拠)をどう使うか悩んでいた。自身を狙った爆破未遂事件や直近で起きたヤードの巡査が今回の事件がらみで殺害されたことを受け、ホワイトリーの身近な人間たちにまで危険が迫っていることを感じていた。そして彼は、「攻撃こそが最大の防御である」とその書類を手に一人で貴族院との裏取引をしようとある場所へ向かう。そこに居たのは貴族院の‟代理人”であるチャールズ・オーガスタス・ミルヴァートンだった…。
ホワイトリーがミルヴァートンにした要求
ミルヴァートンの登場に驚きつつも、ホワイトリーは彼に例の「書類」を見せる。これを使って何をするつもりか聞かれたホワイトリーは、ミルヴァートンに2つ要求を伝える。
この2つさえ守られれば貴族院の不正は黙っておくと実質ミルヴァートンを脅迫したホワイトリー。これで良かったはずだと自身に言い聞かせてその場を後にした。
ホワイトリー不在の屋敷を襲った惨劇
その頃、ホワイトリー不在の屋敷には既にミルヴァートンの魔の手が襲いかかっていた。使用人のマギーが殺害されており、発見したホワイトリーの弟・サムも殺害されてしまった。何も知らないホワイトリーが屋敷に戻ると、秘書のマーカスは息絶えており、マギーやサムの遺体を目の当たりにする。激しい絶望に苛まれる彼の目の前に現れたのは、ホワイトリー自身が護衛に選んだヤードのスターリッジだった。彼の手には血に染まったナイフが握られており、家族を人質にとられ脅されて彼らを殺したと言うのだ。罪を懺悔しそのナイフで「私を裁いてくれ」と言うスターリッジを前に、怒りや悲しみと葛藤しながらそのナイフを取ったホワイトリー。心の中の善悪の天秤と必死に戦うホワイトリーだったが、最後には愛する弟の顔が浮かび結局スターリッジを殺してしまった。
ミルヴァートン、悪魔の愉悦
貴族院から依頼されていること以上に、ミルヴァートンは純粋な悪魔だった。ホワイトリーを「人殺し」に陥れるために外堀から埋めていき、結局彼の思惑通りホワイトリーは罪を犯してしまう。人を堕落させ悪事に手を染めさせることこそが「悪魔の愉悦」であり、その楽しみを手にするためだけにミルヴァートンは力を持っているのだった。
人を殺めたホワイトリーの命が、犯罪卿に託される
大切にしていたものを全て奪われ自身の手も黒く染めてしまったホワイトリーは、アルバートを呼び出し、犯した罪を告白する。自身の罪の重さはもちろん、改正選挙法案の先にある大英帝国の平等の夢も途絶えてしまうことを憂うホワイトリーに、アルバートと一緒に来ていたウィリアムたちがある提案をする。
「死をもってその罪を償う気があるのなら、その命を僕に頂きたい」
市民から社会の平等実現への救世主として期待されていたホワイトリーに、その「救世主」のまま死んでもらい、彼の罪は‟犯罪卿”が被ることを提案したのだ。不平等にまみれた大英帝国のために自ら進んで必要悪になる犯罪卿に、ホワイトリーは提言通り命を捧げたのだった…。
アニメ【憂国のモリアーティ】の動画配信情報
※2021年6月時点の情報です。最新の配信情報は各VODサービスにてご確認下さい。
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アニメ【憂国のモリアーティ】20話「ロンドンの騎士 第二幕」の感想・まとめ
原作とは違う描写もありましたが、この「ロンドンの騎士」のエピソードの真髄は「犯罪卿(必要悪)VSミルヴァートン(純粋悪)の構図」ですね。善悪の哲学的なテーマが内包されていて、【憂国のモリアーティ】という作品の主軸を担うものです。ミルヴァートンも着々とウィリアムたちに近づいていくわけですが、この対峙が今後物語をどう運んでいくのか、目が離せません!次回もぜひお見逃しなく!
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