2012年にアメリカで公開された映画【世界にひとつのプレイブック】。第85回アカデミー賞では作品賞を含む8部門にノミネートされ、ジェニファー・ローレンスが主演女優賞を受賞。今回は映画【世界にひとつのプレイブック】のキャストやあらすじ、動画配信情報など見どころをたっぷり紹介していきます!


■映画【世界にひとつのプレイブック】の作品概要
- 公開年・・・2012年
- 製作国・・・アメリカ
- 監督/脚本・・・デビッド・O・ラッセル
- キャスト・・・ブラッドリー・クーパー、ジェニファー・ローレンス、ロバート・デ・ニーロ、クリス・タッカー、ジャッキー・ウィーバー、アヌパム・カー、シェー・ウィガム、ジュリア・スタイルズ、ジョン・オーティス、ポール・ハーマン他
- 原作・・・小説「Silver Linings Playbook」/マシュー・クイック
■映画【世界にひとつのプレイブック】のあらすじ
妻の浮気が原因で精神のバランスを崩してしまったパット(ブラッドリー・クーパー)は、職も家も失い、両親と共に実家暮らしの日々を過ごしていた。それでもいつか妻とよりを戻そうとしていたある日、事故で夫を亡くし心に傷を負うティファニー(ジェニファー・ローレンス)に出会う。可愛らしい容姿からはかけ離れた過激な発言と突拍子の無い行動を繰り返すティファニーに振り回されるパットだったが・・・。パットの両親役でなんとロバート・デ・ニーロ、ジャッキー・ウィーバーが共演しているのも見どころ。
■映画【世界にひとつのプレイブック】の登場人物・キャスト
- パットリック(パット)・ソリターノ・ジュニア役・・・ブラッドリー・クーパー
- ティファニー・マクスウェル役・・・ジェニファー・ローレンス
- パトリツィオ(パット)・ソリターノ・シニア役・・・ロバート・デ・ニーロ
- ドロレス・ソリターノ役・・・ジャッキー・ウィーヴァー
- ダニー・マクダニエルズ役・・・クリス・タッカー
- クリフ・パテル医師役・・・アヌパム・カー
- ロニー役・・・ジョン・オーティス
- ジェイク・ソリターノ役・・・シェー・ウィガム
- ヴェロニカ役・・・ジュリア・スタイルズ
- ランディ役・・・ポール・ハーマン(英語版)
- キーオ巡査役・・・ダッシュ・ミホク
- ニッキー役・・・ブレア・ビー
■映画【世界にひとつのプレイブック】の動画配信情報
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■映画【世界にひとつのプレイブック】の見どころ
見どころ①:ブラッドリー・クーパーの父親がロバート・デ・ニーロ!?
映画【世界にひとつのプレイブック】の魅力の一つが、豪華なキャスティング。中でも主演のブラッドリー・クーパーの父親役をロバート・デ・ニーロが務めていて、ファンにはたまらない配役。妻の浮気によって精神的にバランスを崩してしまったパット(ブラッドリー・クーパー)に対する複雑な親心を、圧巻の演技で表現していました。この作品はパットとティファニー(ジェニファー・ローレンス)の恋愛要素がフィーチャーされがちですが、個人的にはパットと父親という「家族」を軸にしたストーリーもしっかり描かれているので、注目して欲しいポイントです。
見どころ②:ティファニー(ジェニファー・ローレンス)のキャラが強烈!
映画【世界にひとつのプレイブック】でパットと同じように心に傷を負い、なんとか自分を変えようと奮闘する女性、ティファニー。ずけずけとした物言いと、大胆な行動でパットですら振り回されるほど強烈なキャラクターです。ちょっとしたきっかけで取り乱すパットに対しても、思っていることを正直に発言しますが、彼が抱える心の傷を誰よりも理解し、徐々に心を通わせていきます。演じたジェニファー・ローレンスの演技は誰もが惹きつけられる見事なもので、第85回アカデミー賞主演女優賞を受賞。まっすぐ相手を見つめる瞳がとても印象的でした。
見どころ③:ダンスコンテストのシーンは圧巻!
ダンスが得意なティファニーが、自分を変えようと挑戦する社交ダンスのコンテスト。相手役にパットを指名し、半ば強引に彼を練習へ駆り出します。彼が他の用事を優先させようものなら「ニッキ(パットの元妻)」との橋渡し」をエサにそれを阻止。愛するニッキのために仕方なくダンスの練習に取り組むうちに、精神的にも安定してきたパットは、ティファニーや家族への感情も少しずつ変化していきます。そんな中むかえたダンスコンテスト。ティファニーのパットに対する切ない気持ちもありつつの、迫真のダンスシーンには心をわし掴みされました。
見どころ④:痛みを分かち合う‟絆”に感動!
パットがティファニーや家族と築き上げる「絆」。過去に負った心の傷に共感し理解し合う姿や、お互いの気持ちがすれ違っても声に出して伝え合う姿にはとても感動します。落ち込むことがあっても、常に前向きに自分を鼓舞し続けるパットは、映画の後半に進むにつれて頼もしくも見えます。生きていればどんな人だって何かしら心の傷を背負うもの。その傷を一人で抱え込まず、大切な人とお互いに分かち合いながら生きていけたら素敵ですよね。


■映画【世界にひとつのプレイブック】家族での鑑賞もおすすめ!
映画【世界にひとつのプレイブック】は、大人女子に向けた恋愛映画としてもおすすめですが、ぜひ家族で一緒に鑑賞するのもおすすめです。いろんな傷を抱えて生きていく上で、大切な人とどう向き合うべきかを教えてくれる作品だと思います。自分に向き合い、試練に立ち向かうのはとても勇気がいるけれど、彼らを見ているとそっと背中を押してくれているように思えます。
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