2020年11月13日(金)公開の映画【ドクター・デスの遺産】は中山七里による同名小説が原作。今回は北川景子×綾野剛で送る「安楽死」をテーマにしたサスペンス映画【ドクター・デスの遺産】のキャストやあらすじ、原作、動画配信情報など見どころをたっぷり紹介していきます!


■映画【ドクター・デスの遺産】の作品概要
- 監督・・・深川栄洋
- 脚本・・・川﨑いづみ
- キャスト・・・綾野剛、北川景子、岡田健史、前野朋哉、青山美郷、石黒賢
- 主題歌・・・『BEAST』/Alexandros
- 原作・・小説『ドクター・デスの遺産』/中山七里(角川文庫)
■映画【ドクター・デスの遺産】のあらすじ

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そのドクターは、救世主か、猟奇犯か。
「苦しむことなく殺してさしあげます。」ある闇サイトで依頼を受け、人を安楽死させる連続殺人犯ドクター・デス。その人物の存在が明らかになったのは、「お父さんが殺された。」という少年からの通報がきっかけだった。警視庁捜査一課のNo.1コンビ犬養(綾野剛)と高千穂(北川景子)は、さっそく捜査を開始。すると似たような事件が次々と浮上する。捜査チームのリーダー麻生(石黒賢)、新米刑事の沢田(岡田健史)、室岡(前野朋哉)、青木(青山美郷)と共に事件の解明を急ぐが、被害者遺族たちの証言は、どれも犯人を擁護するものばかりだった。ドクター・デスは本当に猟奇殺人犯なのか?それとも救いの神なのか?そして、驚愕の事実と更なる悲劇が犬養と高千穂に降りかかる。
130人を安楽死させた実在の医師をモデルにした禁断のクライム・サスペンス…
引用元:公式サイト
■映画【ドクター・デスの遺産】の登場人物・キャスト

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- 犬養隼人・・・綾野剛
- 高千穂明日香・・・北川景子
- 沢田圭・・・岡田健史
- 室岡純一・・・前野朋哉
- 青木綾子・・・青山美郷
- 麻生礼司・・・石黒賢
■映画【ドクター・デスの遺産】の動画配信情報
映画【ドクター・デスの遺産】の動画配信については、情報が解禁されしだい更新致しますのでお楽しみに!
■映画【ドクター・デスの遺産】の原作
映画【ドクター・デスの遺産】の原作は、中山七里による同名小説。中山七里といえば、『さよならドビュッシー』で鮮烈なデビューを飾り、“このミステリーがすごい!大賞”を見事受賞したことでも注目を集めた作家。中山さんが書く「生」と「死」には強烈なインパクトがあり、読者の心をえぐるような鋭い感性が光る文章は一度読んだら頭から離れません。今回の『ドクター・デスの遺産』は‟安楽死”がテーマ。人間にとって答えの出ない壮大なテーマのもと、全く予想のつかない展開で私達を楽しませてくれた作品なでけあって、映画化にも期待が膨らみます。
■映画【ドクター・デスの遺産】の見どころ

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ずばり、映画【ドクター・デスの遺産】の見どころを簡単にまとめてみました!
- 禁断のテーマ「安楽死」を扱う独特の緊張感
- 犬養と高千穂が追う安楽死を装う連続殺人犯、“ドクター・デス”
- 犯人に感謝する遺族たちを前に崩れていく正義やモラル
- 犬養と高千穂を追いつめるさらなる悲劇とは一体…!?
尋ねた人間の数だけ異なる答えが返ってくるであろう「安楽死」というテーマ。映画【ドクター・デスの遺産】ではその永遠のテーマに正面から挑んでいます。
苦しませずに人を殺し、遺族から感謝もされる“ドクター・デス”は、人間にとっての《救いの神》なのではないか…。
張りつめた緊張感のある物語を進んでいくうちに、犬養や高千穂と同じように観客の私たちも思考を混乱させられていきます。リアルな世界でも、安楽死にまつわる事件は起こり続け、その度に多くの人の心にくすぶるモヤモヤとした感情を見事にこの映画は描いていると感じました。
ゴールのないテーマだと分っているからこそ、普段は見ないように避けてきたありとあらゆる《感情》を映画【ドクター・デスの遺産】はこれでもかと浴びせてきます。
■映画【ドクター・デスの遺産】観客の心をずっと揺らし続ける余韻

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原作の小説を読んでからというもの、答えの出ない「安楽死」というテーマの“種”を植え付けられ、ずっと頭の中でその余韻を味わい続けています。それだけ作品自体が持っているエネルギーが強いので、映画化は自然なことだと感じたし、実際に公開された映画を観てどの大切なエネルギーはきちんとスクリーンからも伝わってきました。もし自分だったら、自分の大切な人だったら、と考え始めると一層深い谷底に落とされるような場面も多く、一度だけでなく何度も鑑賞してその都度自分がどう感じるのか試してみたくもなりました。
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