2021年2月11日(木・祝)公開の映画【ファーストラヴ】は、第159回直木賞を受賞した島本理生の同名小説が原作。今回は北川景子×中村倫也で送るサスペンス映画【ファーストラヴ】のキャストやあらすじ、原作、動画配信情報など見どころをたっぷり紹介していきます!


■映画【ファーストラヴ】の作品概要
- 監督・・・堤幸彦
- 脚本・・・浅野妙子
- キャスト・・・北川景子、中村倫也、芳根京子、窪塚洋介ほか
- 主題歌・・・『ファーストラヴ』/Uru
- 原作・・・小説『ファーストラヴ』/島本理生(文藝春秋刊) ※第159回直木賞受賞
■映画【ファーストラヴ】のあらすじ

画像元:公式サイト
川沿いを血まみれで歩く女子大生が逮捕された。
殺されたのは彼女の父親。
「動機はそちらで見つけてください。」
容疑者・聖山環菜の挑発的な言葉が世間を騒がせていた。
事件を取材する公認心理師・真壁由紀は、夫・我聞の弟で弁護士の庵野迦葉とともに彼女の本当の動機を探るため、面会を重ねる。
二転三転する供述に翻弄され、真実が歪められる中で、由紀は環菜にどこか過去の自分と似た「何か」を感じ始めていた。
そして自分の過去をしる迦葉の存在と、環菜の過去に触れたことをきっかけに、
由紀は心の奥底に隠したはずの「ある記憶」と向き合うことになるのだが…。引用元:公式サイト
■映画【ファーストラヴ】の登場人物・キャスト

画像元:公式サイト
- 真壁由紀・・・北川景子
- 庵野迦葉・・・中村倫也
- 聖山環菜・・・芳根京子
- 真壁我聞・・・窪塚洋介
- 聖山昭菜・・・木村佳乃
- 聖山那雄人・・・板尾創路
- 早苗・・・高岡早紀
- 小泉裕二・・・石田法嗣
- 賀川洋一・・・清原翔
■映画【ファーストラヴ】の動画配信情報
映画【ファーストラヴ】の動画配信については、情報が解禁され次第更新致しますのでお楽しみに!
■映画【ファーストラヴ】の原作
映画【ファーストラヴ】の原作は、島本理生による同名小説。センセーショナルに描いたヒューマンドラマが話題を呼び、第159回直木賞にも輝いた作品です。島本理生といえば松本潤×有村架純で映画化された『ナラタージュ』でも記憶している方が多いと思いますが、繊細で柔らかい文章の中にも人間の本質を色濃く浮かび上がらせるような世界観を持った素晴らしい作家です。今回の『ファーストラヴ』は、父親を殺害した就活中の女子大生を軸に、臨床心理士・由紀が彼女の事件と自分の過去にも向かい合う濃厚なミステリー・サスペンス作品になっています。
■映画【ファーストラヴ】の見どころ

画像元:公式サイト
ずばり、映画【ファーストラヴ】の見どころを簡単にまとめてみました!
- 環菜が引き起こした衝撃的な殺人事件
- 環菜の二転三転する供述に見えなくなっていく《真実》
- 環菜との面会を重ねる中で由紀が向き合うことになった「過去」とは?
- 登場人物たちそれぞれの背景
- 少しずつ動いていく《真実》への道筋に戦慄が走る!
映画化するには申し分のない原作。島本理生のこの小説は、柔らかく真っ白な真綿で首を絞められるかのような「恐怖」と、人間味のあるあらゆる感情が詰まった見事なヒューマン・サスペンスです。堤幸彦が監督に、そして北川景子が由紀役というだけで期待が膨らみます。
由紀や迦葉が環菜との面会を重ねていくうちに見えてくる衝撃の《闇》。
どうして彼女が父親を殺さなければならなかったのか、一瞬も物語の展開から目が離せません。
■映画【ファーストラヴ】芳根京子の底なし“演技力”に脱帽!
映画【ファーストラヴ】において、重厚感のあるストーリーとは別に注目して欲しいのが、女優・芳根京子の演技力です。爽やかで可憐な印象のある彼女が、サイコキラー的な闇深さを纏って演じる環奈は、その恐ろしさで観客の心を鷲掴みにして強烈なインパクトを残します。
彼女が土屋太鳳と共演した映画【累 –かさね-】でも感じましたが、彼女の演技力は限界知らず。北川景子や中村倫也、窪塚洋介など名だたる俳優陣の中でも全く引けを取らない存在感は、きっと観客の心に強く刻まれることでしょう。
環菜が父親を殺害した本当の理由、そして由紀の過去。登場人物たちの大なり小なりの《闇》がリンクしてたどり着く衝撃の真実をぜひスクリーンで確かめてみてはいかがでしょうか?
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