2021年公開の映画【護られなかった者たちへ】は、中山七里による同名小説が原作のヒューマンサスペンス。
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おすすめタグ 新作・準新作映画 / 小説が原作 / ヒューマンドラマ / 社会派
映画【護られなかった者たちへ】の作品概要
- 公開|2021年
- 監督|瀬々敬久
- 脚本|林民夫、瀬々敬久
- キャスト|佐藤健、阿部寛、清原果耶、林遣都、吉岡秀隆、倍賞美津子ほか
- 原作|小説『護られなかった者たちへ』/中山七里(NHK出版)
映画【護られなかった者たちへ】のあらすじ
全身を縛られたまま“餓死”させられるという、異様な手口の連続殺人事件が発生。捜査線上に浮かび上がったのは、過去に起こした事件で服役し、出所したばかりの利根という男。刑事の笘篠は利根を追い詰めるが、決定的な証拠がつかめないまま第三の事件が起きようとしていた―。なぜ、被害者はこのような無残な殺され方をしたのか?利根の過去に何があったのか?さまざまな想いが交錯する中、やがて事件の裏に隠された、切なくも衝撃の真実が明らかになっていく―
公式サイト
映画【護られなかった者たちへ】の登場人物・キャスト
- 利根(連続殺人事件の容疑者)・・・佐藤健
- 笘篠(刑事)・・・阿部寛
- 円山幹子・・・清原果耶
- 上崎岳大・・・吉岡秀隆
- 遠島けい・・・倍賞美津子
- 蓮田智彦・・・林遣都
映画【護られなかった者たちへ】の動画配信情報
※一部レンタル・購入の場合あり。
※2022年10月時点の情報です。最新の配信情報は各VODサービスにてご確認下さい。
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映画【護られなかった者たちへ】の原作
映画【護られなかった者たちへ】の原作は、中山七里による同名小説。『さよならドビュッシー』や『ドクター・デスの遺産』など幅広い雰囲気の物語を、繊細ながらも刺激的な文章で彩る人気作家です。今作では東日本大震災後の仙台を舞台に、日本の社会制度の闇を通して鮮烈な「真実」を描きます。
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映画【護られなかった者たちへ】の見どころ
ずばり、映画【護られなかった者たちへ】の見どころを簡単にまとめてみました!
- 浮かび上がる日本社会の実態
- 笘篠と利根、2人の視点から見つめる「闇」
- 連続殺人事件の真相
- 罪と罰、正義と悪の境界線はどこに…?
- 利根が導く“物語”の真実
映画【護られなかった者たちへ】が内包するメッセージは、決して単純なものではありません。
現行する日本の「制度」に対するスキャンダラスな断罪に見えがちですが、この作品は私たちが思わず絶句するような「真実」へと導いてくれます。
利根が事件を起こした理由、三雲たちの殺害の裏に隠されていた真実を前に、社会が掲げる「正義」とは一体何なのか、きっと分からなくなるはずです。
映画【護られなかった者たちへ】命、尊厳を「護る」ものは何なのか・・・
映画【護られなかった者たちへ】のように、社会の闇を浮かび上がらせる作品は、最近日本でも格段にその感性を鋭くさせています。制度や社会を派手に断罪してなんとなく爽快な結末を用意するのではなく、是枝裕和監督の【万引き家族】や藤井直人監督の【新聞記者】のように私たち観客にその「闇」の後味をそのままダイレクトに伝える作風が増えてきたように思います。
昨今の自然災害や新型コロナウィルスによって、私たちも以前に比べると随分行政や社会に対して身構える視点を持つようになったせいでしょうか…。
この映画【護られなかった者たちへ】が描く〈行政側〉と〈行政支援を受ける側〉の計り知れない溝と、その歪みが生み出してしまった悲劇に、あなたは何を考えるでしょうか…?