2020年10月11日(日)より遂にスタートしたアニメ【憂国のモリアーティ】。19世紀末のロンドンを舞台に、ホームズの宿敵・モリアーティを主役とした異色のダーク・サスペンスが展開されます。原作の同名漫画も大人気!今回は美しいアニメーションと凝ったストーリーで注目のアニメ【憂国のモリアーティ】1話のあらすじと見どころを紹介していきます!(※ネタバレ注意!)
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アニメ【憂国のモリアーティ】の作品概要
アニメ【憂国のモリアーティ】1話「伯爵の犯罪」のあらすじ
19世紀末、イギリス。少年ばかりを狙った連続殺人事件がロンドンの市民たちを脅かしていた。
ウィリアム・ジェームズ・モリアーティは、被害者の共通点から犯人がとある貴族であることを探り当てる。
特権階級の立場を利用し、弱い立場の少年たちを慰み者にする殺人犯を断罪すべく、“犯罪相談役(クライムコンサルタント)”であるウィリアムが作り上げた計画は……。
脚本:雑破 業/絵コンテ・演出:野村和也/作画監督:市川美帆、蘇武裕子引用元:公式サイト
アニメ【憂国のモリアーティ】の登場人物(キャラクター)・声優
アニメ【憂国のモリアーティ】の動画配信情報
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アニメ【憂国のモリアーティ】1話「伯爵の犯罪」の見どころ
ウィリアムが見抜いた被害者と犯人の関係
少年ばかりを狙った不可解な連続殺人事件が起こり、また犠牲者が出たという新聞の記事を読んでいたウィリアム。それぞれの殺人は何の脈絡も手掛かりもないように見えましたが、犠牲となった少年たちと親の職業から、彼は被害者と犯人の関係性を見抜いていたのです。
「人は見たことのないものは欲しくならない。目にしたものを欲しくなる。」と呟いたウィリアム。犠牲となった少年たちを見る機会が多いのは貴族かそれに準ずる上流階級の人間であり、この連続殺人事件の犯人は自分好みの獲物を求めてあちこち彷徨ったのではなく、己の生活圏で目にした獲物に対して欲望を募らせたのだと確信しました。
しかし、被害者の少年の中に1人だけ、孤児の存在が・・・。上流階級の人間とはかけ離れた存在のその被害者がなぜ狙われたのかが、犯人をさらに特定するための糸口になるとしてウィリアムたちはいよいよ動き出すのです。
仕立屋に向かったアルバート
愛する息子、ロディを亡くした仕立屋の主人・イーデンの元へ、モリアーティ家の長男・アルバートが向かいました。失意のどん底にいるイーデンを気遣うアルバート。イーデンは「犯人が解れば・・・」と生地バサミを見つめます。
広場でアコーディオンを弾く少年
一方、ウィリアムの姿は、広場でアコーディオンを弾く少年の前に。ご馳走する代わりに彼から情報を仕入れるためです。彼が弾いていたアコーディオンは、連続殺人事件の犠牲となったキャス(孤児)という少年のもので、兄弟分だった彼が商売ごと引き継いでいました。キャスが元々アコーディオンを弾いていた場所を聞いたウィリアムはその場に向かい、その場所を眼下に望めるガストロスクラブのクラブハウスに目を付けます。そこは美食家の金持ち連中が出入りしている場所だとアルバートが言います。彼の顔見知りがそのクラブの会員だと聞いたウィリアムは、いよいよある計画を実行に移すのです・・・。
クラブ設立メンバーの一人、アーグルトン伯爵
ウィリアムはクラブハウスに潜入していました。キャスが以前アコーディオンを弾いていた場所が見える窓際の席には、ある人物の姿が・・・。ウィリアムがボーイに尋ねると、彼はクラブの設立メンバーの一人であるアーグルトン伯爵で、その席が空いていたら必ずそこに座るということを聞きます。伯爵に直接話しかけ、身につけている帽子や時計、指輪をどこで手に入れたのか、着ているスーツはどこで仕立てたのか、持っている馬はどこの牛舎のものなのかまで言い当てていくウィリアム。そう、それらは全て連続殺人事件の犠牲者となった少年たちのいた店やクラブです。ウィリアムが浴びせてくる言葉の意図に気付いた伯爵は慌て、思わず席を立ち去っていきます。クラブハウスを出たウィリアムはアーグルトン伯爵の手下につけられていましたが、それを逆手にとり三男・ルイスとともに彼から更に情報を聞き出します。その頃、アルバートはイーデンの店へ再び向かいますが・・・。
モリアーティ三兄弟の断罪
ウィリアムは霧深い場所へと馬車を走らせます(描写はありませんでしたが馬車の中にはアーグルトン伯爵がいます)。ロディが殺害された場所へ同じように伯爵を縛り付けるウィリアム。「あなたと2人きりでお会いしたいという方がいる」とウィリアムが告げると、そこに現れたのはイーデンでした。モリアーティ三兄弟は、イーデンに復讐の機会を与えたのです。ウィリアムは、胸元から生地バサミを取り出したイーデンに「タバコ1本分」の時間しか待てないと告げ、伯爵と2人きりにします。イーデンは愛する息子のため、復讐を遂げたのでした。
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アニメ【憂国のモリアーティ】1話「伯爵の犯罪」の感想・まとめ
アニメ【憂国のモリアーティ】の記念すべき第1話は、原作漫画にはないオリジナルストーリーでスタートしました。作品がこれから描くモリアーティ三兄弟の未来を表現したような世界観で、とても惹きつけられましたね!19世紀末のイギリスにはびこる階級社会への闇を、「犯罪」によって切り拓こうとするモリアーティ三兄弟。彼らの生い立ちや関係性、絆は今後作品の中で描かれていきますが、この作品の見どころはなぜ彼らが「犯罪」による革命を目指すことになったのかという部分。美しくも切ない、ドラマチックな展開から目が離せません!