2018年公開の映画【三度目の殺人】は、是枝裕和監督オリジナル脚本の法廷サスペンス。今回は福山雅治・役所広司・広瀬すずの豪華競演でも話題の映画【三度目の殺人】のキャストやあらすじ、考察、動画配信情報など見どころをたっぷり紹介していきます!
-
CHECK映画【新聞記者】キャストやあらすじ、原作、動画配信情報など紹介!韓国の演技派女優シム・ウンギョンと松坂桃李W主演!
2019年公開の映画【新聞記者】は、東京新聞記者・望月衣塑子の同名ベストセラーを原案とした社会派サスペンス。今回は、韓国の演技派女優シム・ウンギョンと松坂桃李のW主演でも話題を集めた映画【新聞記者】の ...
続きを見る
-
CHECK映画【PLAN 75】キャストやあらすじ、動画配信情報など紹介!第75回カンヌ国際映画祭でカメラドール特別表彰の快挙!
2022年6月公開の映画【PLAN 75】は、早川千絵監督による実験的なヒューマンドラマ作品。第75回カンヌ国際映画祭でカメラドール特別表彰の快挙も成し遂げた映画【PLAN 75】のキャストやあらすじ ...
続きを見る
おすすめタグ 新作・準新作映画 / サスペンス・ミステリー / 社会派
映画【三度目の殺人】の作品概要
- 公開|2018年
- 監督/脚本|是枝裕和
- キャスト|福山雅治、広瀬すず、満島真之介、市川実日子、松岡依都美、橋爪功、斉藤由貴、吉田鋼太郎、役所広司ほか
映画【三度目の殺人】のあらすじ
それは、ありふれた裁判のはずだった。殺人の前科がある三隅(役所広司)が、解雇された工場の社長を殺し、火をつけた容疑で起訴された。犯行も自供し死刑はほぼ確定。しかし、弁護を担当することになった重盛(福山雅治)は、なんとか無期懲役に持ち込むために調査を始める。
公式サイト
何かが、おかしい。調査を進めるにつれ、重盛の中で違和感が生まれていく。三隅の供述が、会うたびの変わるのだ。金目当ての殺人のはずが、週刊誌の取材では被害者の妻・美津江(斉藤由貴)に頼まれたと答え、動機さえも二転三転していく。さらには、被害者の娘・咲江(広瀬すず)と三隅の接点が浮かび上がる。重盛がふたりの関係を探っていくうちに、ある秘密に辿り着く。
なぜ殺したのか?本当に彼が殺したのか?得体の知れない三隅の闇に呑みこまれていく重盛。
弁護に必ずしも事実は必要ない。そう信じていた弁護士が、初めて心の底から知りたいと願う。
その先に待ち受ける慟哭の真実とは?
映画【三度目の殺人】の登場人物・キャスト
- 重盛朋章・・・福山雅治
- 三隅高司・・・役所広司
- 山中咲江・・・広瀬すず
- 山中美津江・・・斉藤由貴
- 小野稔亮・・・井上肇
- 摂津大輔・・・吉田鋼太郎
- 川島輝・・・満島真之介
- 服部亜紀子・・・松岡依都美
- 篠原一葵・・・市川実日子
- 重盛ゆか・・・蒔田彩珠
- 重盛彰久・・・橋爪功
映画【三度目の殺人】の動画配信情報
※一部レンタル・購入の場合あり。
※2022年12月時点の情報です。最新の配信情報は各VODサービスにてご確認下さい。
★Amazonプライム・ビデオは無料お試し30日間あり
★日本最大級のビデオオンデマンド<U-NEXT>無料トライアル実施中!
-
CHECK【2022年最新版】映画を安く見る方法|おすすめ3つ
劇場公開最新作も、歴代の名作も、とにかく映画を安くお得に見る方法が知りたい! 今回はそんな要望にお答えします! この記事を書いている私PECOは、この映画ブログを運営していることもあり、年間で300本 ...
続きを見る
-
CHECK2022年最新|動画配信サブスク【U-NEXT】サービス内容を徹底解説!
映画や海外ドラマ、アニメなど映像コンテンツをさまざまな場所で楽しむことができる動画配信サブスク(VOD)中でも、今回はU-NEXTについてサービス内容(2022年最新版)を徹底解説していきます! おす ...
続きを見る
映画【三度目の殺人】の見どころ
ずばり、映画【三度目の殺人】の見どころを簡単にまとめてみました!
- 供述も二転三転…、つかみどころのない三隅という男
- 三隅や咲江を通して自分と向き合ううちに訪れる重盛の変化
- 是枝監督が作品に込めた問いかけ
- 罪とは?裁きとは?償いとは?三隅と咲江が見透かした‟闇”
- 置き去りにされた〈真実〉の末路は…?
真実は一体…!?という視点で作品を観ていたのに、三隅の二転三転する供述に私たちも翻弄され、やがて司法の闇底へと落ちていきます。‟事実”を置き去りにする裁判で、一体何が裁かれるというのでしょう。三隅はつかみどころもなく、重盛や私たち観客をふわふわと迷路の奥へと追いやっていきます。
咲江というキャラクターの登場で謎はより複雑になり、重盛は自分が今どこにいるのか、何のために三隅を弁護しているのか分からなくなっていきます。
映画【三度目の殺人】訴訟経済の優先で失われる事件の真相と‟個”の命
罪とは?裁きとは?償いとは?そして、命の選別とは…?
制度や法がベルトコンベアーのように社会への制裁を繰り返す現代の日本に、強烈な疑問を投げかける作品ではないでしょうか。劇中の重盛の台詞に出てくる「器」という言葉も色んな映画評サイトで考察が繰り広げられていますが、考えれば考えるほどこの映画のメッセージ性に気付くはずです。
一瞬の緩みも許さない緊張感が素晴らしかったです。まだ観たことがない人はぜひチェックしてみて下さい。